パソコンひとつで仕事ができることから、在宅ワークとして人気のWebライティング。
「未経験で始めてみたものの、仕事を見つけられない…」
「案件に応募しても、どこからも連絡が来ない…」
といった経験をする方は、少なくありません。
管理人:ひまり
Webライティングで必要なスキルを持っていても、案件を獲得するために必要なことがわからず、収入を得るのに時間がかかってしまうということもあります。
そこで今回は、未経験からWebライティングで仕事を受けるためにやっておくべきことやクラウドソーシングと直接契約のメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
手順を踏んでいけば、未経験からでも月数万円の収入を得られるようにもなるので、ぜひ参考にご覧ください。
Webライティング未経験者がやるべきこと
まず、Webライティング未経験者が案件を獲得するためには、文章を書くスキルの他にも必要なことがあります。
- ブログでライティング経験を積む
- WordPressの知識を身に着ける
- 提案・営業力を身に着ける
管理人:ひまり
ライティングの基本スキルについては、こちらの記事を参考にご覧ください。

ブログでライティング経験を積む
Webライティングは未経験でも始められますが、全く文章を書いたことがないまま仕事を受注するのは、やはり難しいことです。
「未経験でどのような文章を書けるのかわからない人」と「経験ありでどのような文章を書いているか見せてくれる人」であれば、安心感のある後者を選ぶクライアントが多いでしょう。
そこで自分のライティングスキルを証明するのに活躍するのが、自分で書いたブログ記事です。
自分のブログで書いた記事は、ポートフォリオとしても活用できるため、1記事でも書いておくと案件を獲得しやすくなります。
無料のブログでもかまいませんので、まずは1記事自分の得意なジャンルで書き上げましょう。
管理人:ひまり
初期費用がかかっても良ければ、WordPressで作成するのがおすすめです。
スキルの証明にもなるため、未経験者の中でも案件獲得に一歩リードできますよ。
WordPressの知識を身に着ける
WordPressの知識を身に着けておくと、Webライターとして活躍の場が広がります。
文章のみではなく、WordPressへの入稿を求めるクライアントも多いため、装飾方法などを学んでおくと◎
入稿や簡単な装飾に関しては、そこまで難しいものではありませんが「WordPress入稿経験あり」というと、応募も通りやすくなります。
ライティング&WordPressのスキルを同時に磨けるため、経験しておくと役立つこと間違いなしです。
提案・営業力を身に着ける
初めて案件を受けるときには、自らクライアントに営業(提案)していかなければなりません。
この提案文が短すぎたり、誤字脱字が多かったりすると「雑な仕事をされそうだ…」と思われてしまいます。
また、未経験をアピールしているのも、クライアントにとって良い印象は受けないため要注意。
どんな仕事でも、経験がないことを主張している人よりも、「こういった経験があるので、ここに活かせます!」と自分の強みをアピールしてくれる人の方が安心して任せられますよね。
提案文は使いまわしをせず、それぞれの案件に対して丁寧に作成することが大切です。
管理人:ひまり
履歴書を送るようなイメージで、自分の得意なことや過去の経験など、ライティングで活かせることを伝えてみてくださいね。
仕事を受注する方法
Webライティングの仕事を受注するには、クラウドソーシングを活用する方法と直接契約する方法があります。
結論からお伝えすると、未経験であればまずはクラウドソーシングで探すのがおすすめです。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、参考にしてみてください。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、お仕事を頼みたい人と引き受けたい人をマッチングさせるサービスのこと。
代表的なサービスでいうと、クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどがあげられます。
Webライティングに限らず、プログラミングやイラスト、動画制作などさまざまなカテゴリで活用されているサービスです。

◎メリット
- 案件が豊富なので応募しやすい
- 未経験OKの案件もある
- 支払トラブルのサポートがある
- 実績が残るから信頼につながる
クラウドソーシングにはたくさんの案件があるため、未経験でも応募できるものも見つけやすいです。
また、納品後クライアントと連絡が取れなくなったときには、企業が仲介となって商品の納品確認から支払まで、保証してくれることもあります。
取引件数を伸ばして高評価が得られれば、「プロワーカー」「認定ランサー」「プラチナランク」というように、一目でわかる実績を残せるのもクラウドソーシングならではの魅力。
クライアントからの信頼も得やすくなるので、Webライターとしての仕事もゲットしやすくなります。
×デメリット
- 手数料がかかる
- 取引経験0は避けられる
クラウドソーシング最大のデメリットは、手数料がかかることにより、手取りが減ってしまうことです。
直接契約であれば手取り50,000円のところ、クラウドソーシングを通すと手取り39,000円ほどに下がってしまいます。(サイトによって手数料率は変わります。)
企業が仲介してくれている分、手数料を支払うのは当然のことではありますが、金額が大きくなればなるほど痛手ではありますね。
直接契約
直接契約とは、その名の通りクラウドソーシングを介さずに、クライアントから直接仕事を受注することです。
TwitterなどのSNS、WantedlyやIndeedなどの求人サイトから直接クライアントとやり取りをして、契約を結びます。
◎メリット
- 手数料がかからない
- まとまった仕事を受注できる
直接契約になると、仲介手数料などがかからないため手取り額が増え、収入も安定しやすくなります。
また、クラウドソーシングでは1記事のみの契約となることもよくありますが、直接契約では毎月10件というように、まとまった仕事を受注できることも多いです。
×デメリット
- 応募資格のハードルが高い
- 支払トラブル泣き寝入りのリスクがある
- 契約まで時間がかかる
- 未経験では案件獲得が困難
まず、直接契約となると経験者であることが前提となった案件が多くなります。
応募資格を満たしていないと、当然仕事もなかなか見つけられないので、未経験者にとっては大きなデメリットです。
また、原稿を持ち逃げするという悪質なクライアントにあたると、クラウドソーシングのようにサポートを受けられないため、泣き寝入りした経験をもつWebライターもいます。
管理人:ひまり
以上のことから未経験であれば、まずはクラウドソーシングから始めると◎
丁寧な提案文で自分の強みをアピールし、お仕事を獲得しましょう。
まとめ
未経験からWebライティングで仕事を受注するためには、文章を書くスキルに加えて
「ブログでライティング経験を積むこと」「WordPressの知識を身に着けること」「提案・営業力を身に着けること」が大切です。
クラウドソーシング、直接契約、それぞれにメリット・デメリットがありますが、未経験であればクラウドソーシングで実績をつむことをおすすめします。